五十肩(肩関節周囲炎、凍結肩)は大分治ってきました。
楽に腕が動かせることがありがたいです。
夜、眠ることができ、気分良く走れ、体調が整ってくると、感情も安定してきます。
体の血行が良いときは、嫌なことがあっても、怒りの感情が湧きにくくなります。
さて(話しは変わって)、
入所申込をしようとしたところ、
「うちはユニット型なので生活保護受給者は申込できません」と言われました。
なぜですか?と聞くと、
「市からダメと言われています」
えっ?いまだにそんなことがあるのかな?・・・
ここは、社会福祉法人等利用者負担軽減対象確認証が使えるところです。
生活保護でもユニット特養入所可能に/厚労省 - 京都府保険医協会
各市の社会福祉法人等による利用者負担の軽減制度
兵庫県/社会福祉法人等による生計困難者等に対する介護保険サービスに係る利用者負担額軽減制度事業の実施について
以前(だいぶ前ですが)、生活保護を受けている方(当方が成年後見人)で
ユニット型の特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)に申込・入所できた方がいます。
収入は月7万円程度の年金しかなく、
自宅で生活保護を受けて生活されていた方
入院後、
施設入所が必要となったため、
市内の特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)に(かたっぱしから)入所申込をしました。
そして、2カ月後ぐらいに3か所から入所可能という連絡をもらい、面談をして、(一番良い感じのところに)入所が決まりました。
(予想より早く決まったので喜んで)
生活保護のケースワーカーに「特養に入所が決まりました」と連絡をしました。
すると、「ここはユニットですよ」と困ったような顔をされたので、
「ユニット?」(それがなにか?)
この時は、生活保護受給者はユニット型の特養に入所できないことがある・・・
なんてまったく知りませんでしたので、
(施設を探すについて、こちらに任せっきりで)やっと施設が決まったのに、何を言っているのか?という感じで、この件(ユニット)については無視していました。
その後、入所の段取りをしていく中で、
ケースワーカーから、
この方、生活保護境界層ということで、保護廃止になることを聞かされました。
「えっ?月7万円ぐらいしか収入がないのに保護廃止になるの」
「特養って、そんなに安くで入れるの?」と思いました。
生活保護法による保護の申請をして、保護については却下決定をもらい、境界層該当証明書をもらいます。境界層該当証明書で境界層措置の申請をします。
そして、社会福祉法人等利用者負担軽減対象確認申請をして、社会福祉法人等利用者負担軽減対象確認証をもらいます。
介護保険負担限度額認定の申請もします(ただし、境界層該当のための生活保護の申請により、この申請は不要となることがあります)。
(この辺は市からの案内に基づいてしていきます)
社会福祉法人等利用者負担軽減確認証 - 司法書士とくの日記(ブログ)
こんなことで結局、問題なくユニット型の特養には入所できました。
実際、生活保護廃止となって、月7万円ほどの収入でも、(高額介護サービス費支給もあり)少しずつ貯蓄できるぐらいの生活になっています。ユニット型といっても、このような感じなので、ずいぶん安くで生活していくことができます。
少しずつ貯蓄ができるぐらいなので、数年経つと、後見報酬について市の助成を受けなくても報酬を受け取れるぐらいになります(40万円+報酬分の貯蓄ができる)。
なぜ、生活保護受給者の方がユニット型の特養に入れないことがあるのか?
施設側で持ち出しというか負担が増えるので拒否するというのは、それが理由であれば、判りますが、市の生活保護福祉事務所の方でダメというのは全く判りません(本当にそうであればですが・・・また、確認したいと思っています)。グループホームはユニット型なのに、その差もよくわかりません。
もし、ユニット型を含め特養に入れなかった場合で、高齢者向け賃貸住宅などに入所になると、生活保護はもちろん継続で、生活保護で負担する分は多くなります。ユニット型でも特養に入所できれば、生活保護負担はずいぶん軽くなり、前記事例のように保護廃止になる場合も出てきます。
理由が、もし仮に、生活保護受給者にはユニットは贅沢なんていうのであれば、(ユニット型が主流になってきているのに)生活保護受給者に対してひどく差別的な取り扱いになるように思います・・・
今回の「申込できません」の対応は、生活保護でも特養入所により生活保護でなくなる場合もあり、申込の段階で拒否はおかしいのではないかと思った。
追
やはり、市の生活保護福祉事務所では、「ユニットはダメ」ということはないそうです。