新型コロナウイルス感染の影響で中止になる旨の案内がきていた。
新型コロナウイルス感染の影響で
マラソンイベントが次々と中止になっている。
東京マラソンは一般参加者の出場が取りやめとなった。
それに続く(倣う)かのように
中止のマラソンイベント
・2月23日開催予定の世界遺産姫路城マラソン(兵庫県姫路市)は中止を決定
・2月23日開催予定のいわきサンシャインマラソン(福島県いわき市)は中止を決定(当初、開催であったが、一転、中止となる)
・2月23日開催予定の読売犬山ハーフマラソン(愛知県犬山市)は中止を決定
・2月23日開催予定の寝屋川ハーフマラソン(大阪府寝屋川市)は中止を決定
・3月1日開催予定の三浦国際市民マラソン(神奈川県三浦市)は中止を決定
・3月8日開催予定の能登和倉万葉の里マラソン(石川県七尾市)は中止を決定
・・・
(検討されるもの)
・3月15日開催予定の板橋Cityマラソン(東京都板橋区)は開催の可否について検討
・3月1日開催予定の「丹波篠山ABCマラソン」(兵庫県丹波篠山市)は開催の可否について20日午後3時から臨時の実行委員会を開くとのこと
・3月22日開催予定の佐賀桜マラソン(佐賀県佐賀市)は開催の可否について検討
・・・
(予定どおり実施)
・3月1日開催予定の鹿児島マラソン(鹿児島県鹿児島市)は、予定どおり実施
中止、中止のなか、鹿児島マラソンは開催を決定
かるく調べただけでもこれだけ出てくる・・・
この時期、マラソンイベントって多いね。
世界遺産姫路城マラソン(兵庫県姫路市)が中止となっているから、丹波篠山ABCマラソンも中止になる可能性が高いな・・・
どうなることやら。
「一般市民のマラソンなんてお遊びみたいなものだから(感染予防のほうが重要)、すこしでもリスクがあるなら中止したらいいやん」というのと、「このマラソンのために1年間練習してきて、人生をかけているようなもの、中止はつらい」「開催者側として今まで時間と労力をかけて準備を進めてきて、中止はつらい」というのと、人によって価値観、底にある考え方はまったく異なる。
日々の通勤ラッシュや学校、仕事、会議など、通常どおり開催されているコンサートなどと比較して、マラソンだけが、これだけ中止になったりするのは少し理解に苦しむが、責任の所在が都道府県や市にあることが関係していると思う。
現在発表されているコロナウイルス感染での死亡率(死亡者)は、(日々の)交通事故の死亡者(日本国内で年間3200人)と比べると(比べるものが違う、おかしいと言われそうだが・・・)、多いとは思えない(リスクは小さい)。なぜか、刑法での「許された危険」の法理を思い出した。
「許された危険」
社会的に有益な、あるいは不可欠な行為は、それが(人の生命、身体などの)法益侵害の危険(リスク)を伴うものであっても許され(禁止とされないなど)、その行為から実害が生じても、「許された危険」の範囲内にある限り(結果回避につきある程度の措置がとられていれば)、違法ではない、犯罪は成立しない。という理論。
自動車利用などの交通=社会的に有益な、あるいは不可欠な行為(なので、日本国内で毎年、毎年3200人以上が交通事故で死亡していても禁止はされない)
マラソンイベント=社会的に有益な、あるいは不可欠な行為とまではいえない(ので、少しでも感染リスク(ただし死亡率は低い)があるのに中止しない場合、そのリスクが発生したときは責任を問われる)
追
やはり、中止になりました。
令和2年2月20日(木)に臨時の実行委員会を開催し、主催者として、出場ランナーの皆様、ボランティアや市民の皆様の安全・安心を最優先し、中止せざるを得ないとの判断に至りました。
あれ?鹿児島マラソンも中止になっている。