司法書士とくの日記(ブログ)

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これって郵送代が無駄じゃね?

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市役所は

コロナとは関係なく

人が多く、ごった返しています。

 

今般、

被補助人の方が(同じ市内ですが)転居されましたので、補助人の私が代理人として市役所で転居届の手続きをしました。補助人の代理権目録に「役所への転居、転出、転入の届出に関すること」なんて文言はありませんので、被補助人の方から「委任状」をもらって行いました。

 

転居届をすると、それに付随して、健康保険(国保、後期高齢)や、介護保険障害者手帳、障害者医療などの住所変更の手続きもいっしょにすることになります。別途、それぞれの部署に行って手続きを行います。

手続が済むと、新住所の保険証などを交付してもらえます。

 

今回、国民健康保険の方で、当然、(旧住所の保険証は返還し)新しい住所の国民健康保険証を交付してもらえると思い手続きをしました。

 

すでに、新しい住所の障害者医療費受給者証などは直接、受け取っていました。

 

(私の目の前に新しい住所の国民健康保険証(と資格確認書)を持ってきて)

役所の担当者「新しい保険証は、このようにできあがっておりますが、世帯主の方への郵送となります」「郵送で届くまでは、この資格確認書で対応してください」

私「世帯は、そのご本人の世帯主一人で、私はその方の補助人になっていますので、ここで受け取って、本人に渡したいのですが・・・」(登記事項証明書を見せる。私の運転免許証は事前に見せていた)

役所の担当者「ご本人でない場合は、お渡しできないので、郵送となります」

(補助人だからできないのかな?)と思い、

私「わかりました。ちなみに、もし、成年後見人であれば、(このような場合)直接、交付してもらえるのですね?」

役所の担当者「同様に郵送となります」

私「後期高齢者医療保険証や障害者医療費受給者証は直接、受け取っていますが」

役所の担当者「それは、また、別の制度ですので」

(・・・でも、よく考えると、送付先は私の事務所になっている)

私「送付先は、(補助人に就任した際の届出で)補助人の私のところになっていますが、郵送は、そのまま私の事務所に送付してもらえるのですね?」

役所の担当者「(送付先を確認して)この住所あて(〇〇(私)様方)になります」

私「これは、本人の住所ではなく、私の事務所ですが、私には渡せなくって、私の事務所に郵送ですか?」

役所の担当者「・・・そうなります」

私「郵送先の補助人が目の前にいるのに渡せない、後日、その補助人の事務所住所あて郵送って、郵送代が無駄なような・・・」

役所の担当者「・・・・・」

 

役所の担当者と私は目を合わせて、お互い苦笑い・・・

(忙しそうなので、これ以上はつっこまず)

変な感じだが、そう決まっているのであればしかたがない(「臨機応変」というのは役所がもっとも苦手としていることだから)。

 

後日、簡易書留で(被補助人の方の)国民健康保険証が私の事務所に届きました。

 

(役所の手続きと異なり)

電気、ガス、水道、電話の停止の手続きや、

郵便局への転居・転送の手続きは、ネットでできるので、便利です。

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