WBCの準決勝を見ているとき(4回、0-3になったとき)
携帯電話がなりました。
当方が成年後見人をしている方が入所されている施設から救急搬送の連絡です。
このような連絡は、いつもドキドキします。
今回は、すぐに搬送先の病院が決まり、私も病院へ駆けつけました。
病院で付添いの施設の職員の方と交替、施設の職員の方は施設へ戻られました。
この施設は救急搬送で付添いをしてもらえるだけ助かります。病院への付添いは、急な場合も含め(救急搬送含む)、人手不足で一切してもらえない施設もあります(なぜか比較的費用が高い、いわゆる高級と言われる主に元気な方対応の老人ホームに多いように思います。通院等はすべて家族対応で・・・)。
施設を含め介護職員、ヘルパーさんの人員不足は深刻です。
特養やグループホームは比較的(そういうケースが多いからか)急な通院等、施設で対応してもらえることが多いです。
今回、入院となり、入院手続をしました。
このとき、病院から、いろいろな書類に記載を求められます。
同意書、延命治療の書類など
ご本人の意向が確認できない場合は、ご親族に連絡を取って確認しますが、関与可能なご親族がおられない場合など、成年後見人がサインをするケースも(多々)あります。
成年後見人は権限がない、といっても病院側としては、誰かのサインがないと治療が進められないようです。
この辺もかなりのストレスになります。
入院の際の誓約書にもサインをします。成年後見人は連帯保証人にはなれませんので、連帯保証人の箇所については「成年後見人が責任をもって対処します」としてサインはしません。もしくは連帯保証人の文言は二重線で消してサインすることもあります。
今回「大部屋がいっぱいなので個室しかあいていません。個室代が発生します」と説明を受けました。経済的に余裕のある方であればよいのですが、そうでない場合、個室代(差額ベッド代)の負担は困難です。この方は困難な方でした。
この個室代(差額ベッド代)の書類にサインを求められました。救急搬送され入院が必要となっていますが、これにサインをしないと入院ができないような雰囲気があります。「明日か数日以内に大部屋に移れます」という説明もありましたので、(後で交渉の余地を残すため)「大部屋希望。空きがないためやむを得ず対応。あくまでも患者としては大部屋希望」と大きな文字で付記してサインをしました。
必要なアメニティ用品の説明を受け、施設にあるものは施設に取りに行き、施設にないものは購入して病院に持参。
病衣、おむつなどは病院によっては業者とリース契約できる場合があります。
この病院は病衣はリースできましたが、おむつや尿取りパットは患者側で購入となっていましたので、これも購入の上、病院へ持参(歯磨きのスポンジブラシの購入を求められる場合も多いです)。
そんなこんなで、自宅に戻ったのが、午後4時
(休みの日でよかった・・・)
医師からの説明を含め、関係者に連絡。
WBCの準決勝は日本が逆転勝ち(サヨナラ勝ち)をしていました。