司法書士(当方ですが・・・)って、
暇なときは、異常に暇になるが、
急にバタバタと忙しくなったり、振れ幅が大きい。
さて、
失敗について(すこし続き)
債務整理については「あれは、こうした方がよかった・・・」というのがある。
また別に、
債務整理については
たとえ借金の問題は解決しても(できても)
それだけでは根本的なところ(本当はそっちの方が大事なところ)の解決になっていない場合もある。
なんらかの精神的な疾患(躁うつ病など)や依存症が原因となっていたり、
司法書士は借金の問題を法的に解決はできるけれども、
それ以上のことはできない。
あとは、支援機関、精神科医や心理カウンセラーなどに結び付けることができるかどうか・・・
また、病的にまで至っていなくても、(大きく言うと)その人の「生き方の問題」だったりするケースもある。
なぜか、いばらの道を選ぶ、うまくいきそうになると、それと反対のこと(壊すようなこと)をしてしまう人もいる(自分を罰したがる?)。
破産したいという人がいる一方、
(借金問題の解決としては破産しか方法がないケースでも)どうしても破産したくない、という人もいる。
破産の悪いイメージからそう言っているのであれば、説明すれば判ってもらえるが、なぜか、破産という楽な方を選びたくないという人もいる。
生活保護を受けていて、債務整理の方法としては、破産しかないのだが(一応、他に、返済せずに(できずに)「ほっとく」という方法もありますが・・・)、あと一歩で破産申立てができるのに、なぜか?、その最後の書類をなんやかんや言って、出してくれない(もしくは連絡がとれなくなる)。借金苦から解放されるのが嫌なのか?
借金するに至った経緯も、自分を罰するがごとくの人生になっている・・・
というような人もいました(破産制度の趣旨などを懇懇と説明し、説得して、なんとか申立はしましたが)。