司法書士とくの日記(ブログ)

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これがMSWの現場です

「これがMSWの現場です」菊地かほる著
(医学通信社)
を読みました。
医療ソーシャルワーカーの仕事の内容が
書かれてあり、
実際の事例(複数の事例を合成したもので、
全体としてはフィクションだが
一つひとつの要素は事実に基づいているもの)
で紹介されています。


事例の文章がうまく、
内容がおもしろいので興味をもちつつ
すらすら読めます。


現在、病院に入院されている方の
成年後見人になっていますが、
病院、医者、看護士、患者、それぞれの立場
の理解や、専門用語がコラムのような形で
説明されており、役立ちそうです。


病院に、このような医療ソーシャルワーカー
いてくれたら(良いのに)なーと思います。


以前、父が交通事故で脳挫傷くも膜下出血で入院した際、
退院後の生活(母がうつ病で父との二人暮らし)
が非常に不安であったことが思い出される。
病院は退院のことしか言わず、
退院後どうしたらよいのかのアドバイスは一切
なかった。


その他、(関連本で)おもしろかった本
「介護ヘルパーは見た」藤原るか著(幻冬舎新書
「痴呆性高齢者ケア」小宮英美著(中公新書