司法書士とくの日記(ブログ)

司法書士業務、マラソン、その他

折り目正しく

不動産登記や商業登記の登記事項証明書は、
(事務所のパソコンを利用して)
オンラインで交付申請した場合、安くで取得できます。
(窓口申請では1通1000円のところ、700円になる)
しかも、郵送で送ってもらえ、その郵送代負担はありません。


これだけメリットがあるのだから、すぐ便利に利用を始めました。
他の司法書士も当然利用しているものと思っていたが、
ある知り合いの司法書士と世間話をしていた際、
この話題となり、あまり利用していないと言う。


その理由が、「郵送だと手に入るのが数日後になる」
(これは理解できる)
(でもそんなに急ぎのケースというのは私にはほとんどない)
(近くの法務局に申請するので、翌日に届く場合が多い)
もう一つの理由
「郵送で送ってもらう際、証明書が三つ折りになっていて
(折り目がついていて)お客さんに渡せない」
(えっ!これにはすこし驚いた。そんなん気にしたことないな)


司法書士は仕事柄、比較的細かいことにこだわる人が
多いように思う。
補助者をしていた時も本職からいろいろ教えていただいたが、
正直「こんな細かいことまで気を配るのか」と
感服した経験がある。


私も割りと神経質な方で、細かいことを気にする性格だと
思っていたが、証明書の折り目は気にならなかった。
(昔の古い権利証書なんか、細長い封筒に三つ折りで入って
いることもあるし、権利証書が三つ折りでOKならば、
ましてや、いつでも誰でも取得できる証明書に折り目がついて
いることなんて全然ダイジョブであった)


現在は、オンラインで交付申請した場合でも、「受取」は
郵送ではなく法務局の「窓口」でもできるようになったので、
その知り合いの司法書士は、利用しているという。
(郵送ではなく、窓口で受け取る場合は折り目はつかない)


こだわりがあるのであろう。


司法書士の寿命が縮まる。
http://d.hatena.ne.jp/tokucyan-siho/20081118