司法書士とくの日記(ブログ)

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篠山ABCマラソン(結果)

3月1日、晴れ
5時、起床、JR尼崎駅6時52分発の快速で篠山口駅へ。
(実家のある篠山にて)


初のフルマラソン
篠山ABCマラソン、完走しました!




・・・と書きたかったのですが、
5つの関門はなんとかクリアーし、
一応、ゴールまでたどり着きましたが、
タイムオーバー


ゴール、午後4時までのところ、
ゴールにたどり着いたのは、午後4時7分でした。
(5時間17分でゴール)


スタート地点で弟と会う(弟も参加していた)。
すこし暑いぐらい。


篠山ABCマラソンは5つの関門があります。
時間内にこの関門を通過しないと強制的にバスに
乗せられます。


第一関門(6.8キロ地点)
閉鎖10分前に通過(余裕)。


第二関門(18.2キロ地点)
閉鎖5分前に通過。


第三関門(24.1キロ地点)
閉鎖3分前に通過(だんだん厳しくなってきます)。


雨がすこしちらついたような。
すこし向かい風。


道が上り基調で、足が相当しんどかったが、
なんとか折り返し地点30.6キロの第4関門を
閉鎖1分ぐらい前に通過。


この30キロの折り返しをすぎてから、
道が下り基調となり、
すこし調子が良くなってきました。
「これは完走できるか」という思いで、
すこし胸が熱くなりましたが、
そう甘くはありませんでした。
じわじわと足がもたなくなってきます。


36.3キロの最後の関門
時間ぎりぎり。
腕はぶらぶら、なにかをかき分けるような
振りとなり、口は開いたまま、前傾姿勢で、
ひたすら走りました。
(変な走り方になっているのはわかっていましたが、
このような走り方しかできなくなっていました)
閉鎖30秒前に通過。
この時点で、力を使い果たしました。


後は、歩きが入るようになります。
足が棒のようになり、
走ると、息も苦しく、頭が痛くなり、
思考ができなくなります。
だんだん歩く回数(割合も)が増えていきました。
(時間内ゴールできるのか、できないのか
よくわからない状態でひたすら歩を進めました)


残り3キロ地点。
あとわずか3キロが、限界に近い体(特に足)に
とっては、はるかかなたのように思われました。


残り2キロという地点で、
前を歩いていた男性が、応援している人に、
「今何時?」と聞いていました。
そして、その男性は、「あと20分あるから、1キロ
10分のペースで間に合うな」と独り言を言って、
ゆっくり走り始めました。
私は、この人についていけばゴールできると思い、
走り始めましたが、しかし、ダメでした。
足は思うように動かない、胸も苦しくなり、
ついていくことができませんでした。
また歩くようになり、それからは歩くばかりになります。
歩くのでも、腕の振りを利用しないと足が前に出てくれません。
(早歩きもできない)
この時点で時間内ゴールはあきらめました。
歩くペースも遅くなり、寒さが身にしみます。
(途中、足に水をかけすぎ、靴と靴下がぬれていたので、
エストポーチに持っていた靴下と履き替えました)


午後4時(終了)、
アナウンスがあると、私の近くを歩いていた人と目が合い、
すこし苦笑いで、「だめでしたね」という感じの無言の
アイコンタクトをかわしました。


ゴール地点までたどり着いた者の中で、
私は、ほぼドンケツだったと思います。
ゴール地点、直前(歩くのも精一杯の状態)、
すでに終わっているのに、
「がんばれ、がんばれ」と声援されたのは、
はずかしかった。
ゴール地点、チップを返却する係りの人に「くやしいやろ」と
言われましたが、私はこの時点では、くやしさはありませんでした。
もちろん、達成感もありません。


篠山マラソンを走ることができる「足」になっていなかった
ということです。
時間がたつにつれ、くやしさが湧いてきましたが、
良い経験になりました。


その後、実家の「初田屋」(お休み処)に寄りました。
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/sakai-siho/hattaya.htm
http://tanba.jp/modules/bulletin0/article.php?storyid=132
http://www.kobe-np.co.jp/news/tanba/0001532399.shtml


大会自体は、前半いろいろな人(主に子供)とハイタッチをしたり、
楽しめました。
運営などもよかったです。


それにしても足が痛い(筋肉痛)・・・


http://d.hatena.ne.jp/tokucyan-siho/20090223