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五十肩(凍結肩)顛末記4-非観血的関節授動術(サイレント・マニピュレーション)後

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五十肩顛末記3-非観血的関節授動術(サイレント・マニピュレーション)後 - 司法書士とくの日記(ブログ)

のつづき

~終わりまで(長文)

 

令和3年4月5日(ある程度回復)

五十肩、正式な診断名は「左難治性特突発性凍結肩」になっています。

(令和3年2月1日に授動術を受け、その後、リハビリ)

結局、授動術(2月1日に受けた)後は1カ月半ぐらい痛みがあって、苦しみましたが、徐々に痛みは緩和、夜、眠ることができるようになりました。夜の睡眠で体力が回復、痛み止めの薬をやめてボーとすることがなくなりました。そして痛みが緩和されると、腕を動かすことに抵抗がなくなり、セルフエクササイズ、ストレッチや、手を組んで腕を上に挙げゴリゴリと肩甲骨、背中をほぐすことが頻繁にできるようになりました。そうするとより楽になるので、徐々に可動域も回復していきました。1度、よい循環ができると回復は早いです。2回目の授動術はしなくて済みそうです。

 

前のつづきから、今までの経緯

令和3年3月16日時点(妻の母の葬儀がありました)

まだ、授動術後の痛みが続いています。

痛みの緩和→悪化→緩和→悪化・・・

(痛み止めの薬は継続して服用)

(リハビリは継続)

授動術後は、痛みについては、多くがかなり軽減するようですが(関節包を剥がすことによって、筋肉などのつっぱりがなくなる、血流が良くなる、など)、私の場合は、((一時悪化)、受動術する前よりは、ましですが)続いています。

毎日、寝るとき、

「次の朝(明日)は痛み等が緩和していますように」と願いますが、

夜中の痛み具合や、朝起きた時の痛みで、毎回、希望が破られます。

いつまで、この痛みと付き合うのか? 

微妙に緩和されているような気もしますが、かなり痛むときもあり、

「腱板断裂」しているのではないかと不安になるときがあります。

(また、MRIを撮ってもらうか?)

痛む箇所は(微妙に変化しますが)

主に腕のつけ根のところ、

肩のところで、じわっとした痛み(たまにズキッと痛むときもあります)

ランニングや、バイク(原付)を運転するとすこし悪化するように思います。

痛み止めの薬(ジクロフェナクNa、プレガバリン(リリカ))の効き目は微妙です。飲まないと、すこし痛みが増すような気がしますが、飲んだからといって、はっきりとした痛みの軽減がある訳ではありません。

 

3月18日から痛み止めの薬を飲むのはやめました。

離脱症状については、2日ほど夜中に汗をかいて、すこし変な気分(浅くしか眠れない、呼吸がしづらい)になったぐらいです。

 

3月19日時点

セルフエクササイズとリハビリで「肩甲骨の動きは良くなりました(胸が張り、肩が後ろへ下がり、肩甲骨が動きやすくなる)」が・・・

まだ(すこし)痛み(炎症?)があり、可動域(授動術する前は自力で前に腕を上げる場合30度ぐらい)の改善は中途半端です(自力で腕を上げる場合は90度ぐらい、腕が重い・・・、支えてもらっても110度ぐらいが限界、つっかえた感じは治りません。横へは自力30度ぐらいしか上がりません)。

他力では上がるのに、自力で上げるのがしんどいのは、授動術ではがした(傷めた)関節包や腱などが回復していない、痛みがある、筋肉がうまく使えない、などだと思います。

リハビリしている病院で、まだ痛みがあることを告げると「もう1回、授動術したほうがいいね」と言われ、ぱくペインクリニックへの(2回目お願いします旨の)紹介状(診療情報提供書)を渡される。

 

3月22日時点

夜、連続して普通に眠れるようになってきたので、痛みは大分緩和されているようです。 夜と朝に痛みはあるが、たいした痛みではない。

 

3月24日時点

痛みが緩和されたので、セルフエクササイズや、手を組んで腕を上に挙げゴリゴリと肩甲骨、背中をほぐすことが頻繁にできるようになる。そうするとより楽になるので、良い循環ができつつある。

ストレッチも頻繁にするようになりました。

 

3月28日時点(転機)

可動域はかなり改善。頭の後ろで手を組むことができるようになりました。自力で万歳に近いところまで腕が上がるようになりました。

苦しんでいたときは、「腕ってこんなに重いものなのか」と思っていましたが、癒着がはがれたのか?「腕ってこんなに軽かった?」という感じで、急に腕が軽い感じで上がるようになりました(ただし、横へ上げたり、離れたところの物を左で取るのはまだしんどいです)。夜間痛と朝の痛みはあり(眠れないほどの痛みではない)。

 

3月30日時点

朝に痛みがあり、セルフエクササイズ、ストレッチなどをすると楽になる。

ランニングの際、左脇が(自然と)すこし開くようになりました(脇が閉まっていると言えば聞こえはいいですが、それまで左腕が体にぴったりくっついて離れませんでした)。

 

3月31日時点

腕を動かしすぎたか、夜、すこし痛みがひどくなり、湿布を貼る(腕のつけ根のところ、胸に近いところの痛み)。 翌日、ロキソニンを飲む。

 

4月2日

授動術から2か月目のぱくペインクリニックの受診

(可動域が広がり)順調に改善しているようだから2回目の授動術はせずに、リハビリ継続で様子を見ることになりました。

(可動域は右腕と同じという訳ではありませんが)左腕を動かすことについて生活上、不便は感じなくなりました・・・

 

令和3年4月5日、現在に至る。リハビリは継続・・・

 

(まとめ)

令和2年9月中旬ぐらいに発症、痛みがひどくなり固まる、(注射、リハビリなどでは改善せず)翌年令和3年2月1日に授動術を受ける。4月に寛解(約7カ月)。

2年半ほど前、右肩は、軽度の五十肩(肩関節周囲炎、凍結肩)で済みましたが、今回、左肩は、重度になり(夜間痛はひどく、完全に固まる)、非観血的関節授動術(サイレント・マニピュレーション)までしなければならなくなったのは、デスクワークの時間が長くなり、ひどい猫背、巻き肩になっていたのが原因(五十肩の原因ではなく、重度になった原因)ではないかと思っています。

今回の治療の中でのリハビリ、セルフエクササイズ、ストレッチで猫背、巻き肩(+ストレートネック)はかなり改善されました。

痛みがなくなると、腕を動かすことに抵抗がなくなり、セルフエクササイズ、ストレッチが頻繁にできるようになりましたので、(ゴキゴキと動かし)可動域は劇的に回復していきました。

(痛みの緩和が重要)

授動術後は、痛みについては、多くがかなり軽減するようですが(関節包を剥がすことによって、筋肉などのつっぱりがなくなる、血流が良くなる、など)、私の場合は、1カ月半ぐらい痛みが続きました。その間、どうなるか不安でしたが、結果、痛みは緩和したので(可動域も改善)、授動術はしてよかったと思っています(授動術をしなかった場合とは比較できませんが、おそらく授動術でかなり早く回復したと思います)。

仕事(司法書士)については腕を使う力仕事ではないので、普通どおりこなしており、明らかな影響はありませんでしたが、寝不足や痛い間はしんどかった記憶があります。

 

今回の経験で判ったこと

五十肩(凍結肩)には、普通の痛み止めはほとんど効かない(ステロイドは効いたと思いますが長期服用はできない)。

夜間痛で眠れないことが続くと(肉体的にはもちろん)精神的にもおかしくなる。

ガチガチに固まってしまった場合、回復(痛みの緩和)にはとても時間がかかり、(注射、授動術をして)回復するにしても、一進一退を繰り返して、徐々に徐々に回復する。

 

おしまい

 

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五十肩顛末記2-非観血的関節授動術(サイレント・マニピュレーション) - 司法書士とくの日記(ブログ)

五十肩顛末記3-非観血的関節授動術(サイレント・マニピュレーション)後 - 司法書士とくの日記(ブログ)

 

4月7日、リハビリは2週間に1回になりました(まだ夜間痛はすこしあります。肩を動かすときコキコキ鳴るのはすこし気になります)。

5月5日で終了予定

5月5日でリハビリ終了(後は自分でセルフエクササイズを継続)

5月21日、ぱくペインクリニック受診、ほぼ回復ということで終了

腕を上に挙げる際、コキコキという音は鳴るが、右とほぼ同じぐらい動かせ、まったく不便はなくなる(痛みについては、無理に上に挙げようとした場合に多少出る程度でほとんど気にならない)。