司法書士とくの日記(ブログ)

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五十肩顛末記(長文)1

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冬の夜や這い出し肩に貼る湿布・・・

五十肩顛末記(まだ「末」(完治)までには至っていませんが、備忘録として)

 

1、発症

9月の中旬から痛み出した左肩、左腕・・・

(はっきりした、きっかけはありません。腕立て伏せ、懸垂などの筋トレ?電動マッサージのやりすぎ?肩こり、首をゴキゴキさせていたから?)

一瞬のビリっとした痛み(激痛)、重い鈍痛、ズキズキした痛み・・・

夜、寝返りで左腕に変な動きを加えた際の激痛(腕がこむら返りになったよう、声も出ない)

 

2年ぐらい前にも、右肩、右腕が痛み、

何か月か腕を上げることができませんでした(五十肩だなと思っていました)。

この時は、夜、痛みで寝られないとか、痛み止めを飲むとか、そこまでの痛みはなく、いつの間にか治っていました(服、特にカッパを着るとき、痛かった記憶がありますが・・・)。

現在、右腕は何の支障もなく上げたり動かすことができます。

 

2、痛みが続く

(前の右と同じで、自然と治るだろうと思っていましたが・・・)

今回の左腕の方は、徐々に痛みがひどくなり、10月には痛みで夜寝られなくなりました。腕は痛みで上がらず、服の脱着に支障が生じるようになっていました。

(伸縮性のない)スーツやワイシャツは、(脱着の際)拷問器具と化し・・・

肩だけではなく、腕にも痛みが生じていました。

そして、11月に近所の整形外科に行き、痛み止めの薬と湿布を処方してもらいました。

この整形外科では、レントゲンを撮り、骨には異常がないということでした。

痛み止めはあまり効かず、湿布も気休め程度で、夜間痛がひどい状態は続きました。

再度、同じ近所の整形外科に行きましたが、「すぐに治ることはない」ということで、(なくなりかけていた)湿布を処方されただけでした。

 

(藁をもすがる・・・)

市販のアリナミンEX(武田)やリョウシンJV(富士常備薬)のビタミン剤(誘導体)を飲んでいましたが、これは即効性はなく、効いているのかどうかわかりません。

その後、独活葛根湯(漢方。クラシエ小林製薬など)も飲むようになりました。これは、すこし楽になるような気がしましたが、痛みを抑えることはできません。

五十肩用の枕を買って試しましたが、痛みへの効果はありません。

 

会う人、会う人に「今、五十肩で左腕が動かせへんねん」と言っていました。

夜は左腕を切り離したいような感じで、鬼滅の刃の23の最終巻で、炭治郎の左腕がなくなり、新しい鬼の腕が生えてくるシーンがありましたが、こんな感じで痛みのない腕が生えてきたら・・・なんて訳のわからないことを考えたりもしていました。

夜間痛がひどく、寝不足で体調不良・・・

 

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3、他の病院へ

令和2年12月18日、(寝られないことも含め)夜の痛みが我慢の限界にきており、また、五十肩ではなく、腱板断裂ということもあるとネットで出ていましたので、心配になり、(CTやMRIでの検査ができる)別の病院を探して、予約の上、そこに行きました(西宮北口にあるCTやMRIでの検査ができる比較的大きな病院(整形外科、リハビリテーション科)です)。

 

そこの病院でまずレントゲンを撮って、診察を受けました。

やはり、骨には異常はなく、おそらく(病名ではないけど)いわゆる五十肩(拘縮または凍結肩)の可能性が高いが、念のためMRIを受けますか、ということで、その日にMRI検査を受けることになりました。

MRI検査は初めてで、どんなものかよくわかっていませんでした。いろいろ注意点があり、その中で「歯のインプラントでマグネット式でないかどうか」「カラーコンタクトレンズは金属が含まれているものもあるので、はずしてもらう」などがありました(磁気の共鳴で撮影するため、金属があると支障があるらしい)。

インプラントはしていましたが、マグネットなんて特殊なものではなく普通のものだったという記憶で、その旨を言うと、「確認が必要です」と言われ、(その場で)歯科医院に電話をして(大丈夫の)確認をしました(歯の金属の被せぐらいは大丈夫のようです)。

MRI検査は、狭い空間に入り「ダンダン、ブーンブーン」と大きな音の中、20分ぐらいかかりました(耳に防音のヘッドホンをしていましたが、それでも大きな音でした。また気分が悪くなった際に押しにぎる緊急連絡用の袋のようなものを持つようになっていました)。

 

MRI検査の結果、特に異常はなく、やはり「いわゆる五十肩(肩関節周囲炎)」という診断になりました。炎症があり、また関節が固まってしまっています(腕は水平以上は痛みで上がらない、あまり後ろに回すことはできない)。

検査で異常がないのに、このようになる原因は?加齢によるもので、(長年にかけて)肩の腱や筋肉もしくは神経?に(検査では出ないような)細かい傷ができたためということでしょうか?・・・。パソコンでの作業が多いのも(固まる)原因か。

その後、痛み止めの注射をうたれ(うってもらう。注射はにがてです)、リハビリということで、別のリハビリ室で、理学療法士さんにマッサージ(もんだり、ごりごりと体をゆすったり・・・)を受けました。安静にしすぎたため、かなり固まっているということでした。 

(夜間痛がひどいので)薬は痛み止めを2種類(ジクロフェナクNa、プレガバリン)、副腎皮質ホルモン(ステロイド)の薬なども処方されました。

初診の日にここまでしてもらえました。

 

その日は、(ありがたいことに)あまり痛みがなく寝ることができました。

ジクロフェナクNaは、前の近所の整形外科で出されたものと同じですが、神経障害性の痛みに効くプレガバリン(帯状疱疹後神経痛繊維筋痛症で処方される薬、リリカ)は(すこし?)効いたように思います。

この1回の受診でずいぶん楽になりました。

 

4、徐々に回復か?

その後、リハビリと受診に通いました。

夜、痛みで寝られないということはなくなりましたが、腕は(水平以上、自力では30度ぐらいまでしか)上がりません。

運動は痛みのない範囲で、肩を回したり(手を肩に付けて、肘を回して肩甲骨に刺激を与える感じのもの、これはランニング前によくしていました)、両腕を胸につけて、体を左右に揺する、猫背なので、肩甲骨を意識して胸を開くようにする、など。

痛みのひどい急性期から、2カ月ぐらい経過しても、なかなか抜け出せないので、病院での薬などで炎症を抑え(強制的に)慢性期に移行させ、リハビリで回復という感じか・・・

五十肩でも自然に治るのはむずかしい場合もあることがわかりました。

 

腕はなかなか上がるようにならない(固まっている。右手を添えても水平まで、自力では30度ぐらいまでしか上がらない)ので、お医者さんから「腕が上がらないのは不便でしょう。小さく固まってしまっている肩の関節包を剥がす処置をしますか?」

と問われ、「剥がす?」(なんかすごく痛そうなイメージが浮かび)よくわからなかったので「利き腕でないので、そんなに不便はありません」と回答。

後で調べると「非観血的関節授動術(サイレント・マニピュレーション)」(保険適用可)のよう。麻酔をして、(お医者さんの)手動で腕を動かして関節包を伸ばし(癒着を)剥がす手術らしい(術後のリハビリ必須)。ブロック注射で痛まないようにして、強制的にバリバリと癒着を剥がすって、なんか怖い感じがする。切ったりしないので非観血というようです、サイレントは音がしないということですが、バリッとか、剥がれる音はするようです。

これは保留・・・

 

5、痛みが再発

令和3年1月

リハビリ継続

我慢できないほどの痛みはなくなりました。薬も飲んだり、飲まなかったり(ステロイドは早々に処方されなくなりました)。

しかし、まだ痛むときはあり、腕が上がらない状態はそのままです(痛みさえなくなれば、利き腕ではないので、まだ我慢の範囲内になります)。

 

・・・しかし、すこし積極的に動かすようにしていると、再び、夜間痛がひどくなってきました。前の状態に戻った感じです(ずしっと重痛い、ズキズキ(腕から手首まで、ズキズキの箇所は変わります)、突っ張った感じ、腕全体が締め付けられるような感じ、腕が動かしにくい)。

(主に)眠ると痛いって、どうなっているの?

ネットで調べると、寝ているときの姿勢が、肩や腕が落ちた状態になるので、無理に伸縮され痛みとなる。とか、

夜間痛の原因として、もやもや血管が作用しているという記事もあります。炎症が生じた場所に、新しく毛細血管と神経ができ、それは炎症が治れば自然と消えるが、加齢などのため、消えずに残り、それが痛みの原因になっているというものでした。夜になると、体温は低下し、活動もしないため、皮膚や筋肉への血液量は減り、逆に、このもやもや血管への血液流入量が増えて、痛みが増加するのかもしれない。とか

 

一進一退で、特に夜間痛は続いていたので(痛み止めは効かない)、他のペインクリニックを紹介してもらい、令和3年2月1日に、そのペインクリニックで「非観血的関節授動術(サイレント・マニピュレーション)」を受けることになりました(受診していた整形外科ではできないらしい)。

授動術を受ける前、1度、(油断していて)こけたことがあり、その際、左腕をついて激痛!しばらく動くことができませんでした。

 

つづく・・・

五十肩顛末記2-非観血的関節授動術(サイレント・マニピュレーション) - 司法書士とくの日記(ブログ)

 

右腕の時との相違について

右腕の時は、卓球を少ししていたのと、利き腕なので、動かさない訳にはいかなかったこともあり、ある程度は動かしていたと思います。

今回は安静にしすぎたのか?

(ランニングは、左腕はポケットに入れたまま、もしくは、ほとんど動かさずにしていました)

この辺はよくわかりません。

左側が弱い?

肩とは関係ありませんが、昔、左右下の奥にある埋没している親知らずの抜歯手術で、左側は1カ月ぐらい痛みが続きましたが、右側は1週間ぐらいで緩和しました。また、マラソンで先にダメになるのは左脚です・・・

下肢静脈瘤 - 司法書士とくの日記(ブログ)