司法書士とくの日記(ブログ)

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怒りの反応

債務の任意整理で、
すべての債権者と和解ができたので、
依頼者に事務所に来てもらった。


「すべて和解できました。
人間なにがあるか分からないので、余裕のあるときは、
できるだけ貯蓄をしながら支払っていってください。」
家計の可処分所得ギリギリで和解してしまうと危険なので、
貯蓄をしながらも支払うことができるという少し余裕を
もった額で和解する。
いつも依頼者に言うセリフである。


しかし、なぜか?今回、依頼者から
「支払はきちんとします。私が信頼できないのですか。」
と怒りが返ってきた。


同じセリフを言っても、
こちらの意図とは異なるとらえ方をされる場合もある。



そういえば、
家計のチェックの際、タバコ代が月○万円もかかって
いたので、これを指摘した際に、怒りの反応があった方もいた。
怒りに対して、こちらも怒りで返すと、収拾がつかなくなるので、
このようなときは、とりあえず、すこし困った顔をすることにしている。