司法書士とくの日記(ブログ)

司法書士業務、マラソン、その他

開放感

不動産登記。
氏名に、存在しない漢字が使われている方の場合、
法務局で外字をつくることになると思われるが、
これが、東京対応となり、1ヶ月ぐらいかかるようだ。
(がーん)相続登記後の取引に間に合わない。


多重債務の案件。


過払い金ですっきり解決できる場合。
過払い金で、他の債務の残るところを返済して終了。
もしくは、過払いのみで終了。
過払い金でも返済しきれなかった場合、
分割返済可能であれば、話し合いで和解。
過払い金で費用をまかなった上、依頼者に
返金できるお金がある場合は、依頼者は喜んでくれる。
過払いの場合、ほとんど訴訟対応。
分断の場合の個別計算か一連か、消滅時効、利息を付すかどうか、
減額交渉などで、ごちゃごちゃ担当者とやり取りするのも時間がかかるので、
最近は、ほぼ全件訴訟にする。
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/sakai-siho/itirenkeisankahi.htm


破産案件の場合。
過払い金などで、費用が用意できる場合を除き、
ほぼ、全件、日本司法支援センター(法テラス)の
法律扶助(援助)を利用。
http://www.houterasu.or.jp/
法律扶助を利用すれば、依頼者の費用負担は軽くなる
(予納金10,290円は必要、その他、司法書士報酬・実費101,000円については、
毎月3,000円〜1万円の範囲で分割払い)が、
過払いで返金できる場合ほど、依頼者は喜んでくれない。
逆に、私の方の、申立書を裁判所に提出して、事件がはけた場合の
「やっとできた」という開放感と喜びは、過払いや任意整理で解決
した場合と比べると格別。
でも、すぐに次の破産案件が頭に浮かび、つかの間の開放感。