司法書士とくの日記(ブログ)

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司法委員

ある事件。
本日、簡易裁判所で解決した。


被告が出席していたので、
和解することができた。


当事者(特に被告)が出席した場合、
裁判所で和解に向け、話し合いをすることが可能となる。
そして、簡易裁判所では、
その際、司法委員という方が第三者として
当事者の話を聞いたり、常識に基づき、
説得を試みたりしてくれる。
これは非常にありがたく、特に無茶なことを
押し通そうとしている当事者には、
強く説得してもらえる。
うまく、和解できるよう取り組んでもらえるので、
こじれてしまった案件も、
これですぐ解決できる場合が多い。


裁判所という場所に加え、
司法委員二人、そして裁判官、書記官と、
当事者としては、多くの人に関与してもらったことによる
満足感も大きい。


多くの建物の賃貸借関係の事件が、
司法委員の方に間に入ってもらい解決した。


簡易裁判所へ訴え提起するメリットは大きい。