司法書士の業務は「じみ」な仕事が多い（ほとんど）だが、
本日は、とてもじみな作業で一日が終わった。
午前中は、
破産案件の方の預貯金の通帳のチェック。
預貯金の口座数が多い。
個人名の出入金、多数あり。
よくわからない出入金、多数あり。
あらたな債権者？と思われるような返済出金あり。
一つ一つ、依頼者に確認をしなければならない。
おまとめで、まとめて記帳されている箇所については
金融機関で明細を取り寄せてもらう必要がある。
預貯金通帳の細かいチェック。
午後からは、
抵当権設定契約証書への不動産の文字入れで
２時間費やす（月末取引予定の分）。
取引不動産は、マンションだが、
敷地権の目的たる土地の数が多く、
また、金融機関から預かっている抵当権設定契約証書の
不動産の文字を入れる枠が小さいこともあり、
その枠内に文字が収まらないのである。
行送りを少なくし、つめられるところな
つめ、いろいろ工夫を試みる。
水平ドットプリンターで印刷する。
契約証書の特定の箇所に印字しなければならないので、
このプリンターは司法書士にとっては必需品だと思う。
何度も何度も試し印刷をし、枠に収まるようにしていく。
そして、
一棟の建物の表示
専有部分の建物の表示
敷地権の表示
の順ではなく、
登記簿どおりの
一棟の建物の表示
敷地権の目的たる土地の表示
専有部分の建物の表示
敷地権の表示
の順で記載する方法で
なんとかぎりぎり枠内に収まった。
ぎりぎりぴったりである（感動）。
司法書士の補助者をしていた頃、
この文字入れでしっぱいしてよく怒られたなー。
その他
利息制限法所定の制限金利での引き直し計算
のための入力作業。
いつも嫁さんにやってもらっているが、今日は、
ＰＴＡの集まりがあり、いないので、した。
細かい、じみな作業は嫌いではない。
肩がこったので、すこし走る。
