今日、年次研修終了。
司法書士会館で一日缶詰。
年次研修とは、司法書士の倫理についての研修
（「このような場合、司法書士としてどのように行動すべきか」
「こういう行動は問題となるのか」など）で、
義務となっているものである。
研修の中に、事例に基づく討論形式のものがあり、
いろいろ意見を出し合って議論していく。
緊張して（この手のものはにがて）、疲れた。
別の話。
年金受給者にお金を貸し付け、
年金が入金される口座から自動送金されるようなかたちで
回収する業者がいる。
年金入金口座がある銀行での自動送金の手続は業者が指導する。
これは問題だろう。
このような業者は契約書等、貸付のわかる書類を
交付しないので悪質である。
年金を担保にすることは法律で禁止されており、
年金が入金される口座の通帳やカードなどを
預かったりすることについては罰則がある。
このような例は、
改正された貸金業法では明文で禁止されている。
