司法書士とくの日記(ブログ)

司法書士業務、マラソン、その他

司法書士試験の勉強方法1

今年の1月、
司法書士支部の研修で、
初めて講師役をした(その時は、
精神的余裕はなく、
おなかに力を入れ、
とにかく大きな声ではっきりしゃべることに
集中したのを覚えている)。


その準備では、いろいろ資料を探し、読み、
勉強になった。


自分で講師をしたり、
相手に教えたりする場合、
一番学習しているのは相手ではなく講師役本人である。
「講師をするのが一番勉強になる」
とよく講師をされている先生が言われていた。


実は、司法書士の受験勉強では、
目の前に大勢の生徒がおり、そこで、
自分が講師をし、教えている場面を想像し、
(講師になったつもりで)
よく、しゃべりながら勉強をしていた。


この勉強方法は、高校のときからしている
ことで、
高校の期末試験の前になると、
私の部屋から、ぶつぶつと独り言が聞こえてくるので、
気持ちが悪いと妹に言われていた。
先生になったつもりで生徒に教えている
場面を想像し、ぶつぶつと言っていたのを
覚えている。
(どういうきっかけでそのような勉強方法
をするようになったかはわからない)


本を読み勉強したけれど、
それが本当にわかっているのかどうかを
確かめる方法として、問題を解いてみるというのが
あるが、
このように自分が講師・先生となり、生徒などに教えている
場面を想像し、実際に講義を試みると、
うまく説明できないところが出てきて、
わかっていない箇所がよくわかる。


この勉強方法は有効である。
想像力豊かに、本当に講師になったつもりで、
しゃべっていくと、テンションが上がり、
その場面にのめりこんでいき、時間を忘れている
こともあった。


http://d.hatena.ne.jp/tokucyan-siho/20090516