今朝のニュースより
山口達也さん飲酒運転で逮捕
重度のアルコール依存症（飲酒行為を自分ではコントロールできなくなり社会生活に支障が生じる病気）だと思われる。
元TOKIO山口達也さん「もうアルコール依存症の治療をしませんか？」 芸能人に多いアルコール依存症(藤田孝典) - 個人 - Yahoo!ニュース
前、若くで急死した方の遺産承継業務をしたことがあります。
亡くなられた方は、アルコール依存症でした。
断酒会に入って、断酒をされていましたが（遺品の中に、断酒会からの断酒継続の表彰状がありました）、再び飲酒するようになり、体を壊し亡くなられました。
１度でも、すこしでも飲んでしまうと、歯止めがきかなくなってしまう。治療には、（一生）完全な断酒が必要となるので、本人の自覚だけでは（コントロールできなくなっているのだから）回復は無理で、周りの方、医師、入院、自助グループへの参加など、いろいろな助けが必要となります。
店の前に置いている植木鉢を何度も盗む老人・・・
私が成年後見人をしていた方で、認知症状が原因か、傘や、店の前に置いてあるおしぼりを頻繁に自宅に持ち帰っていた方がいました。
ケアマネさんが自宅に「傘はたくさんあります」「傘を持ち帰らないでください」という張り紙をしたり、私は、おしぼりを取られる店に行き、事情を話した上、「おしぼりを持ち帰らないでください」という看板をつくり、置いてもらったりしていました。
ご本人は、自分のしたことはすぐ忘れてしまうので、なぜ家に大量の傘やおしぼりがあるのかは理解されていませんでした。
店の前に置いている植木鉢を何度も盗む老人についても、同じように、
このような（脳の変化による）認知症状からなされていることも（可能性としては）考えられます・・・
もし、そうであれば、このような場合、本人を責めても何も解決しない。
