司法書士とくの日記(ブログ)

司法書士業務、マラソン、その他

ある一日

ある1日


朝、9時、
会社の目的変更と役員変更の登記をオンラインで申請(急ぎの案件)。
途中、通信エラーで、到達確認確認表が保存できない?
別に、ブラウザを立ち上げ、処理状況を確認すると、
到達しているようなので、「到達していて受付番号も判っているからいいか」
ということで、インターネットバンキングで登録免許税を納付。
到達確認表が保存できていない件は無視。


事務所を出て、
10時30分に期日が入っている裁判所へ向かう。
家賃滞納による家屋明け渡しの事件(原告側)。
明け渡しは撤回し、賃貸借契約継続で、
滞納家賃分を分割払いにする和解が成立。
将来、再び家賃を滞納した時には明け渡しができるよう
和解の内容に、通常家賃についても、もし滞納があった場合の
無催告解除特約を入れてもらった。
(時間がかかったのですこし疲れた)


午後に、朝オンライン申請した会社の登記の添付書類を
法務局へ持参。
「今日のオンライン申請ですか?」と変な顔をされた。
「確認しますのでお待ち下さい」
いつも確認なんてしないのに。
「到達していますので、処理しておきます」
と言われた。


事務所に戻って、オンライン申請システムを見ると、
システム障害が生じていたらしい。
到達確認表が保存できなかった原因はこれか。
(朝に申請しておいてよかった)


と安心したのも束の間。


げぇ!今頃になって債権調査票が届くか。
しかも、最後の弁済日から4年と8ヶ月(もう少しで消滅時効)。
何年も請求がなく、債務残があるかどうか不明な(依頼者の記憶もあいまい)、
あるとしても消滅時効にかかっていると思われた債権だったが、
念のため、受任通知を送っておいた分。
回答がなかったので、債務残なしと判断し、すでに破産申立てし、
破産決定まで出ている案件。
大急ぎで、利息制限法所定の金利が超えている一括弁済分の再計算をし、
結局、利息制限法所定内金利分の債務が多額なので、債務ありとなり、
債権者及び債権追加の上申書を作成して、裁判所へ送付。
(訂正した債権者一覧表、債権者のタックシール、郵券、添付)


再来週予定の不動産取引の書類を作成。
取引前に、売主さんの相続登記をしないといけない。
売主さん(相続人)の氏名、「こんな漢字ないよな?」
漢和辞典を調べても出てこない。
印鑑証明書の記載も外字をつくったような感じになっている。
(でも、存在しない漢字でよく出生届出が受理されたな?
高齢の人なので、当時は制限なく寛容だったのかな)
今後使う可能性ゼロなので、わざわざ外字をつくるのも
手間だな、手書きでいくか?
午後7時を過ぎると、思考力が極度に低下するので、
途中で切りあげ、明日にまわす。


ぼーっとしていたら、子供の顔か思い浮かんだので、帰宅。


1日終わり。